柴田光玲氏のらくがきビジネスは埋もれた才能を活用している
柴田光玲氏は美術館巡りを趣味としています。
美しいものを見ることで心まで綺麗になるような気がするので、
疲れたときやストレスがたまったときは、
美術館を見て心を癒しています。
柴田光玲氏はある時、
美術大学で講師をしている友人から
学生たちの進路について相談を受けました。
美術で生計をたてていける学生は、
卒業生の中でも数えるほどだから才能がもったいないという話でした。
学生たちがかいた絵や彫刻を見せてもらったところ、
確かに商品として販売できるほどのレベルの高さのものが揃っていました。
柴田光玲氏は才能を埋もれさせておくのはもったいないと感じ、
美大生が描いたらくがきを買い取って、
それを商品化することを思いつきました。
感性が鋭い美大生が描くものは、
らくがきであっても商品化できるほど、
お洒落で斬新なデザインのものが多いと感じました。
実際に美大生のらくがきからサンプルを作ってみたところ、
柴田光玲氏が見つけてきた素材は社内でも好評だったので、
このプロジェクトをらくがきビジネスと銘打って続けることにしました。
らくがきを提供する人は利益率を自分で決められるようになっているので、
自信の高い人はかなり高い利益率を要求することができるようになっています。